ストーブの温度が上がりません
【原因1】湿った薪を使用している
湿った薪は寒々しい炎しか出ず温度が上がらないばかりか、不完全燃焼になり多量の煙や木酢液(正露丸のような臭いのする液)、タール(黒い粘性の油液)が発生します。 必ず良く乾燥した薪を使いましょう。 含水率20%以下の薪が理想です。薪の含水率は「含水計」で確認できます。
【原因2】焚き方に問題がある
ストーブを焚くときは次の順番で薪を燃やしてください。
@ 細かく割った焚付材(杉等の針葉樹) → A 小割り薪 → B 中割り薪 → C 大割り薪
ストーブ炉内に予めC、B、A、@の順に積んでセットしてから燃やすというのも手です。
空気を全開にして上記の順番で薪をしっかり燃やし、小さい炎から大きい炎へと火を育てるように燃焼させましょう。ストーブ自体が温まると薪の燃焼が自然と安定し、温度が上がっていきます。 慣れないうちは着火材「ファイヤースターター」を使用すると着火がスムーズです。 いきなり太い薪に火をつけようとしては駄目です。
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